惑星「イサカ」は、恐竜のような見た目のエイリアンが支配している。

地球に似た別の星で、ところどころに文明の跡を感じられるものの、

人類の姿はなく、それが使われている形跡もない。

鬱蒼としたジャングルは美しい植物や水流で彩られているが、

その裏では弱肉強食の原初に近い争いが行われている。

この星で最強の生物は人間ではない。

生き残るために隠れ、逃げ、死なない必要がある。

君の武器はハンドガン、グレネード、ナイフと、地球では致命的なモノばかりだが、

それは所詮、地球の中だけのことだ。

イサカに住む生命体は、原初を支配した知能と聴力を持ち、次々に君に襲い掛かるだろう。

君は武器を作らなければならない。

生き残るために必要なのは、より強い牙や、より鋭い爪なのだから。

この惑星では、激しい食物連鎖の輪を生き残るために進化した様々な生物がいる。

目を無くし、聴力に特化して獲物を狩る者、毒を飛ばし、徐々に弱らせて捕らえる者、

草食でありながら凶暴性を持ち、身を守る角で襲い掛かる者。

彼らは人間を軽く超えるほどの身体能力と、武器を持っている。

人間を「狩りやすい獲物」として捉えている彼らは、

音を聞き、姿を見つけ次第、襲い掛かってくるだろう。

逃げる、狩る、選択は自由だが、相手によっては逃げるしかないこともあるだろう。

生命は眠り、起床する。それはこの惑星でも変わらない。

だが、昼に活動するものもいれば、夜に活動するものもいるだろう。

昼と夜ではイサカの環境は様変わりする。

暗闇に慣れた生物は眠る者、出会った生物に襲い掛かる。

君はこの環境で生き残らなければならない。

目を凝らし敵を探せ、技術を使ってやり過ごせ。

このジャングルで生き残るためには常に強い生物でなくてはならない。

群れを率いるリーダーや、1匹で生き続ける生物はやがて姿を変え、

強く、硬く、素早くなって生き残ってきた。

それは見た目にもあらわれ、より凶暴性をもって君に襲い掛かるだろう。

侮るなかれ、強敵には立ち向かわない勇気も必要だろう。